ワンちゃんにも「ドライアイ」があります。

”ドライアイ”=「乾性角結膜炎」
涙が少ないことから、目の表面が乾燥して炎症を起こす病気です。
症状があってもなかなか気づかない病気で、進行すると、眼の表面にべったりと目ヤニがこびりつき、白目も炎症を起こします。さらに、悪くなると角膜にも血管が侵入して、色素の沈着がおこり目が見えなくなります。
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シルマー試験という涙の量を測る検査で、ドライアイが発見できます。
もしドライアイであるならば、早期治療で悪化を防げます。
目を擦っている、乾いていると感じたら、ご相談ください。
メニスカスが一本のラインで見えないと、涙の量が少ないかもしれません。
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メニスカス:眼球と眼瞼の間に溜まった涙が反射して白く見えるところ
ブルドック、ウェスティー、パグ、シーズー、アメリカン・コッカー・スパニエル、ビーグル、ボストン・テリア、ダックスフンド、チワワ、ヨーキー、ペキニーズ、ミニチュア・シュナウザー、ラサ・アプソ、などの犬種で多くみられ、猫での発生はまれです。