犬の白内障
年をとって、なんだか眼が白くなってきたかな・・・と感じることはありませんか?
白内障は、眼の「水晶体」という部分が白く濁ってくる病気のひとつで、視力の低下を引き起こします。
こんな症状はありませんか?
・壁や物にぶつかる
・段差につまずく
・散歩に行きたがらない、じっとしている
・動くものを目で追わなくなる
・物音に敏感になる
犬の白内障の多くは老化によるもので、犬種を問わず、どの犬にも起こる可能性があります。
しかし進行の程度はさまざまで、混濁はあっても生涯視力を失うことがない犬もいます。
原因は老化によるもの以外にも、遺伝的要因により若くして白内障が起こるものや、
全身疾患に関連して起こるもの(糖尿病など)、外傷によるもの、他の眼の病気に併発して起こるものなどもあります。
急に眼が白くなった場合は、老化による白内障ではなく他の病気からの併発の可能性があるかもしれません
犬は眼が見えにくくなっても飼い主さんに話せませんし、多少眼が見えなくても嗅覚や聴覚で感じ取ったり、
普段生活している場所では大体の家具の位置を把握しているため、行動の変化がわかりにくいかもしれません。
でもささいな変化に1番に気がつけるのは、いつも一緒にいる飼い主さんです(^^)
症状がでてきたら、部屋のものにぶつからないように片付けたり、大きな音を出さない、声をかけながら触るなど、工夫をしてあげられるといいですね
白内障について こちらのサイトにも載っています
http://www.hakunaishou.jp/
上野