日本犬の行動学のセミナーに行ってきました
先日、日本犬の攻撃行動を考えるセミナーに行ってお話を聞いてきました。
日本犬といえば、昔からの人気犬種である柴犬が思い浮かびますよね
柴犬の性格は、
●大胆
●独立心が強い
●頑固
●警戒心が強い
などから古くから番犬の役目をしていたようです。
その子によっての性格の違いはもちろんありますが、犬種によって共通して持っている性格(気質)があります。
では日本犬代表柴犬くんと、洋犬代表ゴールデンレトリバーくんの性格の違いとはなんでしょう?
遺伝子レベルでの違いや、ホルモンの受容体などの細胞レベルでの違いなどいくつかあるのですが、
ひとつは、新規探査傾向の強さが関与しているようです
新規探査傾向が強いゴールデンレトリバーは、スリル大好き!変化大好き!ブレーキをかけたくないかけられたくない!という人間でいうとブラジル人系
一方柴犬は、決まったことが好き 頑固 まじめな性格で私たち日本人系の性格 と例えられます。
そういった柴犬の性格と、様々な要因が合わさることによって攻撃行動がでやすいことがあります
そこで大事なのがパピーの時期です
柴犬は変化がキライ・・・ということは、頑固にならないようにいろいろなことに慣れさせてあげる必要があります
なのでパピーの時期に、「最初からこんなこともあんなこともあるんだよ」と教えてあげましょう。
社会化といい、ほかの犬種にも共通なのですが、これがとっても重要です。
人、犬、モノ、環境、、、いろんな経験に少しずつ慣れていき、「ボクこれ知ってる」と思えばこわくないですよね!
改めて、社会化の重要さを感じました。
ほんの一部ではありますが、セミナーで聞いた面白いお話のおすそ分けでした☆彡
上野