食欲がないときの食事の工夫

いろいろな病気で食欲がないときは、いつものようにごはんを食べてくれなくなります。
SCN_0001.jpg
病気にもよりますが、食事で栄養がとれないと、痩せて体力が落ち、一気に弱ってしまうこともあります。
そういった時に少しでも食欲を取り戻してくれるように、いくつかの工夫を載せていきます[レストラン]
■においの工夫
“食欲はにおいからくる”とも言われています。
ドライフードよりウエットタイプの方が、冷たいものより温かいものの方がにおいは強いです[グッド(上向き矢印)]
ドライフードも電子レンジで温めるとにおいが出て食べてくれることもあります。
さらに、ササミなどをフードの上においてラップをかけて温め、少し時間をおくと、ドライフードにササミのにおいがついて食欲刺激になります。
P1260301.JPG
■食感の工夫
ドライフードをふやかしてあげたり、やわらかい缶詰を与えてみます。
ふやかすときに、ササミのゆで汁や缶詰の汁を使うと、においもプラスされますね[るんるん]
■与え方の工夫
自分でお皿からはなかなか食べられない場合は、飼い主さんが手[手(パー)]で、犬や猫の口までもっていってあげると食べてくれることがあります。
それでもだめなら、注射器でやわらかい缶詰を口にいれて食べさせることをします。
食べさせるのが難しい子もいますが、食べないことにはどんどん弱っていってしまいます。
食事の介助をしてあげて、体力が回復してきたら自力で食べだす子もいます。
その子によって好みが違うので、いろいろ試して興味があるものを見つけて、あげてみてください(^_^)
上野