チョコレート中毒に気をつけましょう。
今日は、バレンタインです。
毎年、この時期はチョコレートを食べた犬が何件か来院します。
ことしは、すでに3件きました。
ペット保険のアニコム損保の報告(2012年)にこんなものがありました。
チョコレート中毒での保険請求件数を月別に集計したところ、1年215件中、2月が44件だったということです。
チョコレート中毒
チョコレートに含まれているテオブロミンが心臓、中枢系神経を刺激し、血圧上昇、不整脈等の症状や、興奮、痙攣、昏睡等の中枢系神経における異常を引き起こしてしまう状態。
テオブロミンの含有量はチョコレートの種類によってかなり違います。
症状は犬の体重や体質によっても異なりますが、体重10Kg の犬が100gぐらいのチョコレートを摂取した場合でも症状があらわれる可能性が高いといわれています。ちなみに一般的な板チョコは1枚で約70gです。高カカオのチョコはもっと危険になります。
もし、チョコレートを誤食してしまった場合は、早めに動物病院にご相談ください。