腎臓は半分以上が壊れないと症状がほぼ出ないって知ってましたか??
こんにちは、動物看護師の井上です。
10月5日から始まりました。
「7才からのCatドック」
一部の猫ちゃんの飼い主さん宛にDMも送らせていただいています。
届いていますでしょうか?![[ぴかぴか(新しい)]](https://i2.wp.com/blog.so-net.ne.jp/_images_e/150.gif?resize=15%2C15)
今回のDMのキャッチコピーは

です。
ここでいう見えない変化とはどういうことなのか・・・
ということをお話しますね(^^)
ある報告で・・・
猫の死因 1位腎不全 2位ガン 3位猫白血病
犬の死因 1位ガン 2位腎不全 3位心疾患
と書いてありました。
1位2位の死因「腎不全」とは、腎臓の機能が低下した状態のことです(ざっくりですが)
しかし、この腎臓という臓器はとても”予備能力”が高いため、腎機能の50%が壊れないと症状に現れにくいので、気づいたときにはかなり悪くなっていることが多いです。![[がく~(落胆した顔)]](https://i0.wp.com/blog.so-net.ne.jp/_images_e/142.gif?resize=15%2C15)
また、腎臓は1度壊れてしまうと再生することは出来ないので治すことはできません。
しかも、一部が壊れても、残っている組織で今までと同じ働きをしなければならず、さらに腎臓に負担がかかり悪化してしまうのです。![[がく~(落胆した顔)]](https://i0.wp.com/blog.so-net.ne.jp/_images_e/142.gif?resize=15%2C15)
私も実際、働いていて感じることは
「高齢の猫が具合悪い=腎蔵が悪い!!」と思い込んでしまうくらい多い病気です。
(思い込むというより一番に疑うですかね)
10歳以上の猫では10頭に1頭、15歳以上になると3頭に1頭がこの病気を抱えていると言われています。
「そんなに多いの??でも、症状に出ないならわからない!」と思われた方![[exclamation×2]](https://i1.wp.com/blog.so-net.ne.jp/_images_e/160.gif?resize=15%2C15)
そこで、有効なのが血液検査や尿検査なんです(^^)![[ひらめき]](https://i2.wp.com/blog.so-net.ne.jp/_images_e/151.gif?resize=15%2C15)
初期の腎疾患の場合は血液検査よりも尿検査の方がわかりやすいと言われていますので
「血液検査はまだ・・・」なんて思った方は尿検査だけでも定期的に行うといいと思います。
