イギリスにある高齢猫のための老猫ホーム
飼い主さんが高齢になり高齢者施設に入居することになった、また飼い主さんが亡くなってしまった猫ちゃんたちが、最期まで安心して暮らせるようにという想いで作られた、イギリスにある「リンカンシャー・トラスト・フォー・キャッツ」という老猫ホームのお話を紹介します
飼い主さんが高齢になり、高齢者施設に入居することになった場合、一緒に暮らしてきた猫ちゃんがどんなにいい子でも、施設へは連れていけないのが現状です。
新しい飼い主さんを探そうとしても、飼い主さんと長年暮らしてきた猫ちゃんたちも高齢なことが多く、なかなか次の飼い主さんが決まらない・・・
そんな状況をなんとかしよう!と、イギリスでジェーン・ヒルズさんが1999年に「リンカンシャー・トラスト・フォー・キャッツ」を設立し、行き場のない高齢猫たちを受け入れ始めました
この施設では、10歳~20歳の高齢猫たちが共同生活を送っています。
人間でいうと、60歳~100歳くらいの年齢に相当する猫ちゃんたちですね
この子たちのお世話料は、猫ちゃんの入居時に支払われる850ポンド(約16万円)のみ
あとは、運営しているチャリティーストアの収入と、寄付金でまかなわれているんだそうです
施設には、猫ちゃんたちが日向ぼっこできるように日当たりの良いリビングルームに、ソファー、居心地の良いラグや電気毛布も備えられています
ネコちゃんたちが逃げ出さないように囲まれた庭もあり、外にも出ることができます
食事も猫ちゃんたちに合ったものが与えられ、医療施設もあるので、病気になってしまったときも安心ですね
猫ちゃんたちのストレスができるだけ少なく、自分のお家で暮らしているような感覚で過ごせそうなこの施設
日本にもこんな施設があったら安心ですね。
でもまずは、私たち一人一人が今の日本の猫ちゃんの現状を知り、考え、できることを少しずつでもやっていくことが大切なのだと思います(^^)
Metro
Welcome to the retirement home where all the residents are CATS
「LINCOLNSHIRE TRUST FOR CATS」 ホームページ
http://www.lincolnshiretrustforcats.co.uk/index.html