予防関係、ごちゃまぜになっていませんか?
この時期、わんちゃんたちが予防関係でたくさん来院され、感じることは、“予防するものがたくさんあって飼い主さんの頭の中でごちゃまぜになってしまう!!”
たとえば、ワクチンにしても狂犬病と混合ワクチンがあり、「この間のはなんだったかしら?」となっている方も多いです
なので、ちょっと簡単にそれぞれをまとめてみますので、どれが済んでいて、これからどれをしなければいけないか、確認してみましょう
狂犬病ワクチン
1年に1回、打つことが義務づけられているワクチンです(4~6月で接種をしてください)
日本では60年狂犬病の発生はありませんが、発病すると致死率100%の怖い病気です
人間の命も動物の命も守るために、接種を受けなければなりません
※ただし、過去にアレルギーが起きたことがあったり、持病によっては猶予の手続きをとることができます
混合ワクチン
混合ワクチンは義務ではありませんが、わんちゃんの感染症で、かかると重症化したり死亡率の高い病気を予防するためのものです
1年ごとに追加接種をして抗体をあげます。
フィラリア症予防
5月末~11月末まで、毎月お薬を飲ませるもしくは背中につけるタイプのお薬で予防します
最近は1年間予防できる注射も出ました。
フィラリア症予防薬を飲ませる前に、去年の予防がきちんとできていたかを調べるために、血液をとって検査をします。
もし去年の予防がうまくいっていないと、からだの中にいたフィラリアが心臓につまって命に関わるからです
なので、まずはフィラリアの検査に来院して頂き、検査結果が大丈夫であれば、お薬をお出しします
ノミ・ダニ予防
お散歩大好きなわんちゃんはノミ・ダニの予防をおすすめします
ノミは気温が13℃以上で活発に動くと言われています。
猫の通り道にはノミがいると思ってください!!
草むらにわしゃわしゃ入っていく子はダニも要注意です
当院でお出ししている背中につけるタイプは、ノミに対してはは1か月半、ダニに対しては1か月間、
食べるタイプは、ノミにもダニにも1か月間、からだについたものを駆除することができます
よく勘違いされるのですが、ノミダニが寄ってこないお薬じゃありませんよ~
簡単にまとめましたが、ひとつひとつ確認して忘れずに予防をしてあげましょう
詳しくはノブ先生やスタッフにお気軽にご相談ください