わんちゃん・ねこちゃんに厄介な毛玉・・・。取るのが大変だけではないんです
こんにちは~
トリミングも担当してます井上です
梅雨の時期ですね~
晴れててもなーーんかジメジメしてて・・・ね
うちの愛犬はなちゃんには厄介な時期です
皮膚病悪化を防ぐため、年中週一シャンプーですが。。。
(万能タオルでドライヤーいらずです)
この時期は週2にしたいくらいです
(しかし、実家で親にお任せしてるので強く言えません・・・(笑)
(シャンプー後はふて寝。。。)
今日は、みなさんにお伝えしたいことがあります!!
それは・・・
( ‘ω’o[ 毛玉 ]oについてです
わんちゃん・ねこちゃんは全身毛に覆われていて、摩擦がおきやすい部分にそいつは多く・容易く発生します。(主に耳ウラ・脇・股・お腹・足先など)
毛足の長い子を飼ってる方は1回位はできたことあるのではないでしょうか。
この毛玉・・・トリマーにとってもわんちゃん・ねこちゃんにとっても大敵です
いや、飼い主さんにとってかもしれませんね。
毛玉のあるなしで「トリミング料金」は変わりますからね・・・。
では、なぜ毛玉があるといけないのか
それは
1、痛い
そう!毛玉ってあると痛いんです!
「毛玉」は毛と毛が絡み合ってダンゴのようになります。なので、絡みあっていることで常に皮膚が引っ張られている状態になっているんです。
(毛玉ができていた下の皮膚はだいたい赤くなっています。)
想像してみてくだい!誰かに常に引っ張られていたら痛くないですか??
髪が絡まってクシでとくのいたくないですか?
痛いですよね
そんな痛い思いを可愛い子にさせてしまうことに・・・
2、不衛生
「毛玉」ができたところは通気性も悪くなり、汚れも溜まりやすくなります。
汚れが溜まるとそれをエサに雑菌が繁殖しやすくなり、炎症やかゆみの原因にもなってしまいます。
前述した通り、毛玉にはいいことはありません
皮膚が引っ張られているので痛い・汚れやすくなる→痛いので気にする(舐める・掻く)・更に汚れる→気にすることによって毛玉大きくなる・皮膚の状態が痛む・雑菌増える→更に痛む・気にする
と、悪循環です。。。
どうですか?ちょっと毛玉あるの可哀想と思いません?
そして、悪循環なことがもうひとつ。。。
ちょっと、その前にどうやってトリマーさんが毛玉をとっているかご存知ですか
毛玉によって少し取り方は変わることもありますが、
主な方法としては「切る」か「裂く」かです。
短くしてもいい場合はバリカンやハサミで毛玉ごと切ったりしてしまいますが、
短くできない場合などは、金属のブラシを毛玉に引っ掛けて引き裂いています。
ちょっと想像しただけで痛そうですよね
そうなんです毛玉があるだけでも痛いのに、さらにその部分にブラシをあてて引っ張るので
さらに痛さは倍増・・・
結果どうなるかわかりますか?
そうです。。。
痛いから怒るようになる→ブラシ嫌い→トリミング嫌い→触られるの嫌い→触れない→トリミングできない
(必ずこうなるとは言いませんが)という悪循環になるわけです。
こうなると一番辛いのはわんちゃん・ねこちゃんですよね?
プードルやシーズーなどのいわゆるトリミング犬種の子達は一生トリミングしないわけには行かないです。
なので、定期的にその大嫌いなことをされなければいけないんですよ。。。
年齢を重ねれば、その時の興奮が命とりになることっだって・・・
例えば、せっかくのプードルだからふわふわ・もこもこがいいと思うのは当たり前かもしれません。
(私のふわふわもこもこ好きですし)
しかし、お家でブラッシングが出来ない、トリミングはたまにしか行けない。
というのなら、こまめにブラシをかけたり、トリミングに通ったりしている子と同じデザインにするというのは
わんちゃんたちにかかる負担が大きすぎると思います。
特にこのジメジメでわんちゃんたちは雑菌の増えやすい季節です
毛玉があることでさらに皮膚の状態を悪化させている可能性もあるので、注意してみてくださいね
毛玉が出来てしまうのはある程度は仕方のないことかもしれませんが、
「あぁ、毛玉できてる」と安易にとらえず、わんちゃん・ねこちゃんにとって負担のかかるものということを知っていただきたいと思い今日のブログにしました。
また、普段はできないところに毛玉ができていれば、
「何かしらの原因があってそこを気にしている」ということも目安にもなるので
トリミングに出した時などに「毛玉ありましたか?」かと「いつもと違うところに毛玉ありましたか?」などと聞いておくのもいいと思いますよ
(聞く前に言ってくれることが多いと思いますが)