動物病院として伝えていきたいこととは・・・

8月も残すところ・・・といったところですね~
9月は楽しみなことが沢山あるので、最近はカレンダーを眺めている井上です[るんるん][るんるん]
こんなにワクワクしてるのも久々で、小学生の遠足の前みたいです。(子供かっ!!笑)
そんな8月のおわり・・・
浮かれてはいますが、お仕事もしなければということで「秋の健康診断」の案内をあれやこれやと作成中でございます。
色々考えると「伝えたいこと」や「知っておいてほしいこと」って本当にたくさんあって
文章でまとめるって大変です[たらーっ(汗)]
なので、そこには書ききれない事を少しずつ、ブログなどで伝えていけたらいいなと思いました。[わーい(嬉しい顔)]
まず、私たちが出来ること・目指すことってなんなのかなと考えました。
昔は「長生きしてほしい」と思ってました。
いや、それは今も変わってはいませんが、「どう長生きするか」が大切なのかなと。
「元気に一緒に過ごす」時間を増やすことを目指したい。
医療技術も進み、人と同じようなことが動物たちにも出来るようになっています。
(まだまだできないこともありますが。)
しかし、やはりそれは当たり前に誰もが選択できるものではありません。
高い治療費がかかったり、関東など遠くまで行かなければいけなかったりするからです。
病気になったとき、「やれることはやりたい!」「なんでもしてあげたい」と思うのは
動物たちも大切な家族なので当然のことかもしれません。
でも、
「その前にもっと出来ることがあったかもしれない・・・」
「あのことを知っていればもっと早く気づけたかも・・・」
などと思って悲しい思いをしてほしくないなと思います。
私たちの仕事はどうしても後手に回ることも多く、
飼い主さんが病院に来てくださらないと、何も始まらないのです。
(何か治療をするといった面では)
私たち看護師も院長も今出来る最善を考えます。
それでも助けられない命もあります。
そんな時・・・「あと1日早ければ・・・」と思ってしまうこともあるのが現状です。
特に飼い主さんを責めているとかそういうことではなく、
悲しんで後悔している飼い主さんの姿を見ると私たちもつらいから・・・。
「もっとできることがあったのでは」と・・・答えの見つからない堂々巡りのような思考になってしまうのです。
私たちができること
「伝える」ということをしていきたいです。(^^)
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