愛されるワンコになりました♪♪
おはようございます(^^)井上です
いいお天気ですね!!
今日は嬉しかったことをご紹介しますね
チワワ 1才 ♀ のパルちゃん
パルちゃんはすごく怖がりさんで・・・
その「怖がり」が「攻撃」に現れてしまう子でした。
(チワワにはわりとよくあることです。初診のチワワちゃんには注意して触ります)
避妊手術をする際に預かり、注射をしたり手術をしたりとパルちゃんにとっては痛いことですし、お家ではないケージに入れられ、相当なストレスだったのか・・・
「病院」=「怖い・嫌い」
というイメージの出来上がりです。。。
もちろん、病院でスタッフに触られるのも、ビクビクしたりしていました。
触る私たちも噛まれないようにするために、多少緊張ぎみになります。
そして、パルちゃんの「怖がりさんの攻撃性」はおうちでも強くなってしまい、
ご家族の方にも噛んでしまうことが出てきたので、飼い主さんが病院に相談にきてくださいました。
(困ったことを病院に相談してくれて嬉しいですね~)
しかし、わんちゃんのいわゆる「しつけ」の部分はすぐに解決できることではないので、
当院で行っている「ドックトレーナーの佐藤さん」のしつけ教室に通ってもらうことになったのです
毎週毎週、飼い主さんが頑張ってくれたおかげで
今ではすっかり?病院には慣れてお預かりしても尻尾を振って喜んでくれます
こんなお腹まで見せてくれますよ
最初は、ケージの奥にひっそりしていたパルちゃんですが、
今ではケージのそばに行くと「遊んで遊んで」とケージの扉から離れません
(動きが激しすぎて写真も撮れません・・・)
私たちの手からおやつを食べることも難しかったパルちゃん・・・
しかし、今はちゃんと食べてくれますし、スタッフに飛びついていくくらいです
もぉ~可愛いです
しつけを担当してくださった佐藤さん
どんどん慣れていったパルちゃん
諦めずにしっかり宿題も頑張っていた飼い主さんに大きな拍手を贈りたいです
やはり、私たち動物病院のスタッフも人間です。
フレンドリーな子の方が可愛いな~って思ってしまいます
わんちゃん・ねこちゃんが攻撃的になるのはほとんどの場合、「恐怖心」からくるものだとわかっていますが・・・
私たちも動物たちに「痛い思い」や「怖い思い」をさせたくて処置や治療を行っているわけではないです。
極端な話、傷口を撫でて治せるとか触らなくても治せるとかではないですから
そして、お外に出て散歩している時、他の犬・人にに吠えたりしてしまう子よりも
フレンドリーに楽しそうにしている子の方がきっと周りの人からも愛される子ですよね
世の中には動物が苦手な方もたくさんいます。
病院にくる方でも「猫は好きだけど、犬は苦手。怖い」という方は意外にも多いです。
私は動物全般好なので、いつか・・・「ライオンとかトラとか触りたいなぁ~」なんて願望を抱いていますがね。(笑)
「一生、どこにも連れて行かず、家から絶対出さないし、家族としか触れ合わない!!」
と思っているのなら家族の方だけが触れる子でもいいかもしれませんが・・・
・病気になって入院させなくてはならない
・どうしても家族がお世話できなくてペットショップなどに預けなくてはならない
・災害で避難所生活しなければないない
という予想もしないことは起こる場合もありますので
みんなに愛される犬・可愛がられる犬もいいのではないでしょうか