DOGドック始まります!!

こんにちは~、井上です(^^)フィラリア症予防のお知らせが届いている方もいると思いますが、来週から始まるDOGドックについて少しお話ししますね。

言葉を話せないワンちゃんたちだからこそ定期的な健康診断で健康に過ごせるようにしませんか?鋭い痛みや激しい痛みは「キャン!」などと言って声に出すかもしれませんが、なんとなくの痛みや不調はなかなか表してくれないことが多いです。

また『歳をとったから』という言葉で済ませてしまいそうなことの中に大きな病気が隠れていることもあります。「もっと早く気付いてあげれれば・・・」と悩むことは飼い主さん側だけでなく、時として私たち動物病院側の悩みでもあります。「この検査をすればあと1年を保証します」ということは医療においてありません。「必ず」や「絶対」「100%」などという言葉もありません。それは、同じ病気だからすべての子が同じ症状や経過をたどるわけではないからです。

以前、容態があまりよくない子の飼い主さんに、病気の説明をした後に飼い主さんがこう私に話してくれました。「先生ももっとハッキリ駄目なら駄目って言ってくれれば覚悟も決まるんだけど・・・」と。病気の説明をする時はどうしても曖昧な言葉しか使えないことがあります。それはやってみないとわからないことが多いからです。「これをすれば絶対治ります!」という万能な薬や方法があるなら、少しお金のかかることでも薦めるでしょう。しかし、そういったものは現在はありませんよね。なので、私たち動物病院側は『選択肢』を提示することしか出来ないのです。

だからと言って、飼い主さん自身も「自分で選択」するというのは難しいことですよね。「その選択がもし・・・」なんて考えてしまいますからね。

よって、私たちは定期的な健康診断を薦めています。今回の検査では異常がなかったとしても、定期的な検査は【データ】として蓄積されます。

 

そして、そのデータは『早く気付ける』要素として病院側に残ります。「健康診断」は病気をみつけるためだけでなく、健康を保つための検査でもあるのです。(^^)

 

DOGドック期間 2018年4月16日(月)~6月8日(金)まで 

(検診を希望される方は8時間以上絶食してきて下さい)

詳しくは病院をお問合せを~!!