米国ペット肥満防止協会から、興味深い調査結果が、
◆2017年の健康診断またはウェブアンケートによる肥満実態調査◆
・犬猫の約6割が過体重・肥満に該当する(2016年に比べて1~2%アップ)
・獣医師の半数は体重管理の必要性を充分に説明していない
・オーナーの半数は獣医師から説明を受けた記憶が無い
・オーナーの15%は獣医師の説明不足がペットの肥満の原因と考えている
とのことです。
2013年に米国医師会が肥満は治療を要する「病気」であると認定しました。
そして、犬ちゃん、猫ちゃんでも同じように考えられるようになってきました。
当院でも、体重管理は健康管理の基本と考え、肥満に対する話題をすることが多くなりました。
診察時に、
「先生に怒られる。だいぶ太っちゃったかも。」と、言って診察室に入られる飼い主さんもちらほら。
「先生、太っている犬嫌いだから。」などと言われることも。
(^_^;)
でも、やっぱり、肥満を気づいていない飼い主さんは多いと思います。
犬ちゃん、猫ちゃんの健康寿命を延ばしたいなら、適正体重をきちんと把握しましょう。