今になって出てきました…
今年の夏は猛暑だったせいか、蚊に刺されやすい私も1回しか刺されず、喜んでいました(´∀`*)✨(笑)
…が!だんだん涼しくなってきて、少し前から蚊を見るようになりましたよね😨💥
お散歩で草むらに入ったり、ちょっと緑のある公園に入っただけで、「待ってました~!」と言わんばかりにあっという間に何か所も刺されました😢
フィラリア症は、ご存知の通り、蚊が媒介する病気です🐝
新潟では11月末までフィラリアのお薬を飲んで予防していますが、毎年秋くらいになると、
👩「涼しくなって蚊もいないし、フィラリアの薬ももう飲ませなくていいですかね?」
と聞かれます!
フィラリア症の予防薬は、予防と言っていますが実際のお薬の役割としては、毎月“駆虫”をしています☝
フィラリア症の感染サイクルを少し復習しましょう📖
まず、蚊がフィラリア症にかかった犬の血液を吸い、吸った血液の中にいるフィラリアの子虫は蚊の中で成長します🐝
その蚊が、他の犬を刺したときに感染が成立💥
(※なので、蚊に刺されたらみんなが大変!ではなく、もし感染犬の血を吸った蚊に刺されていたら大変!なのです)
犬の体内に入ったフィラリアの幼虫は、成長しながら皮下→筋肉→血管へ入っていき、最終的には心臓へ…
血液を送り出す弁に絡まったり、血流を妨げたりして心臓のはたらきを悪くしてしまうのです😨
そして、皆さんが毎月飲ませているフィラリアのお薬は、感染して皮下や筋肉で成長していく段階のL4という時期の虫を殺しています💥
新潟では、過去のデータで「10月末」まで感染能力のある蚊が飛んでいるといわれていて、10月末にお薬を終えてしまうと、感染していてもL4という駆虫できる段階まで成長していないので、駆虫ができません💦
でもその1カ月後にはL4に成長しているので、駆虫ができるんです👍✨
これが、必ず11月末までお薬を飲ませてほしい理由です😊
涼しくなっても油断せず、11月末までフィラリアのお薬をお忘れなく🌟