長期臨時休診でご迷惑をおかけしました。
院長の小田です。
今回、ヨーロッパ獣医神経病学会というものに出席してきました。出身大学の研究室教授から、ポーランドの学会に行くと話を聞き、詳しく聞いてみると、過去何年か当院に実習に来ていたポーランドの獣医師の住んでいる町ブロツワフでの開催でした。いつかは訪れてみたいと思っていたので、この機会に行ってみようと長い休みをいただきました。
1週間の臨時休診で、飼い主さんや動物達に大変ご迷惑をおかけしすみませんでした。
※ポーランドは、日本人に馴染みが少ない国ですが、中世には広大な領土もった歴史を持ちたくさんの中世の町並みが残っています。第2次世界大戦後、ソビエトの支配下で共産主義となりましたが、1989年に共産主義を一番はじめにやめて、この20年くらい経済発展が著しく発展している国です。
学会は、なんと歌劇場。発表者との距離が近く臨場感たっぷりで聞きやすかったです。語学は得意でないので、こんな話をしてるんだろうとしか解りませんでしたが、他国の獣医師の熱意に刺激されました。それから獣医大学の見学に行ったり、ポーランドの小動物の獣医事情などを聞いてきました。
ポーランドというかヨーロッパの多くがそうだと思うのですが、町中にも沢山の犬連れの人がいました。カフェなどの前には犬の飲水用のお皿があります。トラムやバスの中にも普通に乗ってきます。みんないい子にしていて感心しました。郊外では、ノーリードで散歩してる人も結構みかけましたが、きちんと呼び戻しもできています。
ヨーロッパの人は、犬のしつけがうまいですね。
旅先で泊まらせてもらっていたポーランドの友人の愛犬です。