子猫を保護したらどうすればいい?
最近、子猫を保護して来院される方がちらほらいます。
そこで、保護したときに何をしたらいいかまとめてみました。
保護する前に
○近くに親猫がいないかを確認。
親猫がたまたま子猫のそばを離れているだけかもしれない。
保護したら
○子猫の健康状態を確認
元気があるのか?
身体が冷たくなっていないか?
食欲があるのか? 小さい場合(400g以下)は、ミルクを飲めるのか?
元気がないなら ⇒ 早めに動物病院へ
元気があるなら ⇒ 家で様子をみる。
ただし、寄生虫などを家に運びこまないよう、
掃除のしやすいところで様子をみる。また、
先住の動物がいるなら、別の部屋で隔離する。
○動物病院へ連れて行く
ノミやダニなどの外部寄生虫がいないか。
回虫やコクシジウムなどの内部寄生虫がいないか。
いちど家の中に寄生虫を入れてしまうと、完全駆除は困難になります。
人に寄生する場合もあります。なので、可能なら家に入れる前に駆虫
薬をお勧めします。
※駆虫剤をしてから数日後のシャンプーが効果的です。
寄生虫以外の感染症をもっていないか。
ケガや病気を持っていないか。
駆虫やワクチンのプログラムをどうするか。
去勢手術/不妊手術をどうするのか。
○すでに先住猫がいる場合
子猫の寄生虫や風邪様の疾患などの感染症を先住猫に感染させないように。
先住猫のテリトリーに入るので、先住猫がストレスにならない工夫を。
○自分で飼うのか、あるいは、譲渡先を探すのか?
猫ちゃんの状態や生後どれくらいかでやることが違ってきます。
もし保護したときは、早めに動物病院で相談を