迷子がお家に帰れたら。

年末年始のお休みはどんなふうに過ごされましたか?
今年の新潟は雪雪雪の毎日でしたね(^^;)
雪かきもあり、ゆっくりもできなかった方もいるかもしれませんね。
週末にはまた天気が崩れるらしく、もう雪は十分だよ・・・と思っている井上です。(笑)

実家に新しくきたファヨンちゃん!初雪体験!

さて、今日の本題に。
私はトリミングを担当しています。
昨年からSNSを利用したトリマーと獣医師が集まるグループに入っているのですが、
そこで他県のサロンオーナーさんが載せた動画を見ていただきたいなと思ったので
ここでシェアしたいと思います。

 

「サロンオーナーさんの言葉を一部抜粋」
5年前のクリスマス目前に、ボランティアトリミングで一頭のキャバリアに出会いました。
彼は出会ったときはすでに心拍が触れない程弱り切っていた。
法律の壁に囲まれた場所にいた彼を、私はその壁の中でしか触れることができなくて、とても悔しい思いをしました。

【迷子がお家に帰れたら、殺処分は減る】

 

HOPE

↑クリックするとYouTubeに飛びます(音出ますのでご注意を)

 

私はこの動画をみて、感じたのは「狭い世界で生きているな」ということです。
動物に関わる仕事をしているけれど、自分の知っている世界はほほんのごく一部で知らないことが沢山あるなと思いました。
そして、こういう現状があることを知ったのなら、その後自分の立場からできることを微力ながらやっていきたいと。

日本では義務になっている「畜犬登録」・「狂犬病予防接種」
義務になっているにも関わらず、接種率は30~40%程度とも言われています。
現在日本では狂犬病が撲滅しているということもあり、必要性を感じない方も多くいるようです。
私たちも鑑札をお渡しする時に装着してくださいとは声を大きくして言うことはしてきていませんでした。
しかし、この動画をみて「なぜ畜犬登録は必要なのか」また「鑑札の意味は?」と言うことを改めて考えさせられました。

最近はお家のなかでは首輪などをつけないで生活している子も多いと思います。
私の家もつけていません。(マイクロチップをいれています)
しかし、何かのきっかけで迷子になってしまったら??
災害が起きて一緒にいられない状況になってしまったら??
どうやって探しますか?
また、その子をどうやって「うちの子です!!」と証明しますか?

そして、探せば探せると思っている方もいると思いますが
ある意味それは命があればなのかなとも思います。

もし、事故にあって亡くなってしまっていたら・・・
鑑札や迷子札、マイクロチップなど飼い主さんに連絡を取る手段がなかったら・・・
うちの子がもしこの状況になってしまったら・・・
そんなことを考えると、目頭が熱くなるのを感じながら何回も動画をみていました。

 

自分のできることで少しでも動物たちがしあわせに暮らせればいいなと思います。(^^)

年明け早々、明るくない内容だったかもしれませんが、目を通していただきありがとうございます。