もし犬・猫に咬まれてしまったら
結論から言いますと、
犬・猫に咬まれたときは、すぐに病院を受診してください。
できれば、外科(あるいは、整形外科)。近くにない場合ば、内科や皮膚科でもいいと思います。
夜間であってもなるべく早く、救急を受診してください。
動物に噛まれることを医学用語で動物咬傷と言います。
犬や猫の口の中は雑菌の宝庫です。
咬まれた瞬間に歯に付着している雑菌が侵入してきます。
動物咬傷は傷の問題だけでなく、感染症との戦いになります。
うちの子(犬・猫)は室内飼いだし、傷も軽症そうだから、と咬傷を放置するかたたもいるかと思います。
ですが、その中で、どんどん悪化し手が腫れたり腕が腫れたりしてしまうこともあります。
最悪、指や手・足を切断したり、命を落としてしまうこともあります。
猫の場合、歯が細く鋭いために、刺入部が小さくみえても創が見た目以上に深部まで達している可能性があります。
また、人が咬まれるケースとしては、動物同士の喧嘩の仲裁をしたときや、動物の食事時がおおいようです。
糖尿病の方やステロイド内服中の方、抗がん剤治療中の方は、感染が悪化しやすいのため、特に注意してください。
□応急処置
とにかく水道水で洗いましょう!
菌の量を減らすため、こすらずに流水で5分くらい掛けて洗ってください。
そして清潔な布やガーゼでくるみます。
もし出血が続いていたらガーゼの上から軽く圧迫をしながら病院に向かってください。
ダメな行為
・自分の口の中に入れて消毒しようとしたり、毒を吸い出そうと傷に吸い付く
・毒が回らないように腕を縛る
・アルコールをかけて消毒する
・マキロンを掛ける
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