「イエロードッグプロジェクト」 ご存じですか?
リードに黄色いリボンや黄色いものを付けている犬をみかけたら、
それは、そっとしておいてほしいワンちゃんです。
○健康上の理由
ケガや病気でそっとしておいて欲しいから
○トレーニング中
訓練中に気がそれてしまい集中力が保てなくなってしまうから
○社会復帰の訓練中
社会化が十分でなかったり、虐待を受けた過去があったりなどの理由で、人間社会になじむ訓練中だから
○他の人(犬)が怖い・強く反応してしまう
好奇心旺盛で近づいてきた人に飛びついてしまったり、知らない人(犬が)苦手だから
※必ずしも犬が攻撃的であるからという理由ではありません。
散歩中のかわいい犬を見かけて、不用意に触ってしまう人も少なくないと思いますが、犬にもさまざまな事情や個性があり、距離を置いてほしい子もいます。
犬はそれを自分で人間に伝えられないので、目印としてイエローリボンを使おうというプロジェクトです。
犬の心理学者やトレーナーなどをメンバーとするスウェーデンの小さなグループが始めたもので、オーストラリアの一部のドッグクラブでは以前から、周囲の刺激に敏感に反応する犬の目印として黄色いリボンを使っていることにヒントを得られたということです。