ヒナを拾わないで!!

このポスターを見たことがありますか。
これは、日本鳥類保護連盟や日本野鳥の会が作成しているものです。

ヒナが落ちているとき、「助けてあげなきゃ」と思う方が多いと思います。
けれど、「見つけてもそのままに」にしてください。

ヒナは1羽でいるように見えても必ず近くに親鳥がいるはずです。私たちが拾ってしまうとヒナを親鳥から引き離してしまうことになります。ヒナは親といることで、これから先生きていくために必要な餌の取り方や敵からの身の守り方など様々なことを学んでいきます。

□巣立ち前のヒナの場合
近くに巣があれば、巣の中に戻してあげる
みつからなければ、
新潟県愛鳥センター紫雲寺さえずりの里
新潟県内の愛鳥センターの協力動物病院へご連絡ください。

□巣立ち直後のヒナの場合
そのままにしておく。必ず親鳥が近くにいるはず。
車が通るとか危険な場所の場合、近くの茂みや木の上など安全な場所においてあげましょう。

 

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愛鳥センターで受け入れができない動物があります。

● 有害捕獲数の多い動物、および施設的スペースから収容できない動物
ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト、キジバト、スズメ、ムクドリ、タヌキ、ニホンザル、ツキノワグマ、カモシカ、ニホンジカ、
イノシシ、モグラ類、ネズミ類
● 社会的・生態的に問題となっている外来動物
アライグマなどの特定外来生物指定対象種及びハクビシン
(※特定外来生物・・・海外起源の外来生物で、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼす又は及ぼすおそれのある生物)
● 誤認保護となるおそれがあり、育てることも難しい野鳥のヒナやウサギ・タヌキなどの幼獣
(※誤認保護・・・保護する必要のない動物を誤って保護してしまうこと)
● 逃げ出したペット(セキセイインコなど)や家禽(ニワトリ、アヒルなど)

解らないことがありましたら、ご相談ください。