ある報告で、犬との生活が人の死亡リスクを抑制していることが明らかになりました。
伴侶動物との生活と死亡リスク 猫、鳥、魚ではなく犬との生活が死亡リスクを抑制
犬との生活により人の死亡のリスクが23%抑制されたとのことです。
犬飼育者がもつ社会学的要因、身体的要因、心理的要因、社会的要因の影響があるようです犬の世話を通じた運動習慣(身体活動量)の維持が、心血管疾患による死亡のリスクを抑制していると考えられるようです。
猫、鳥、魚との生活では、オッズ比だけを見ると犬と同等、もしくはそれ以下の動物もありましたが、いずれも飼育と死亡のリスクとの間に意味のある関係性(有意差)は見られませんでした。その理由としては、これらの伴侶動物との生活による運動習慣への影響が小さいことが考えられるとのことです。
別の報告で、認知症発症リスクを40%下げるというものもありました。
犬を飼っていると、外で知らない人と話をする機会も増えるし、散歩として身体を動かす機会が増えます。そういうのがいいのですね。