犬と猫の嗜好性について 1 嗅覚

「嗜好性」は何によってきまるのでしょうか?
ほとんどの場合、犬や猫は、まず「におい」で食べるフードを選び、口に入れ、その後フードを噛んで、味を確認するという行動をとります。
フードの選択       口に入れる         味を確認する
⇓             ⇓               ⇓
におい        大きさ・形・食感          味
この行動に関係してくる犬と猫の感覚が、嗅覚であり、食感であり、味覚になります。
これらの感覚の中で最も鋭い感覚は犬や猫では嗅覚です。
そのため、フードの「におい」が受け入れられないと、犬や猫はフードを食べる行為にいたらない可能性があります。
よって、おうちのワンちゃん猫ちゃんがフードを食べてくれないときは、
においがでやすいようにフードを温めてみるのもひとつの方法です。
・ お湯をすこしかけてみる
・ 電子レンジなどで少し温めてみる。37℃から38℃程度。
※温めて時間の経ったものは、変敗することもあるので、長時間放置はさけましょう。
※よくドッグフードやキャットフードで粒が骨や魚の形をしているものもありますが、見た目や色は嗜好性に影響しないということです。
院長
犬と猫の嗜好性について 2 味覚
http://nobvet.blog.so-net.ne.jp/2013-12-30