その気付き、大切です!
「すごく舐めるんです」
いつもより多く舐めていたり、やたらと気にしている…そういう時ありませんか?
全てが病気ではありませんが、あれ?と思うその気付きが大切です
わんちゃんやねこちゃんが舐めるのには理由があります
毛並みを整えるため
ストレスがかかった時などに、自分を落ち着かせるため など
このあたりは普通の行動かもしれません。
しかし、舐め方が過剰になってしまったり、舐めるに飽き足らず毛をむしってしまったりと、ここまできてしまうと、もしかしたら何か異常が隠れていることがあるかもしれません
例えば、
股関節や膝などが違和感がある、もしくは、痛い
キャンっと言って痛がってくれれば分かりますが「なんか変なんだよなぁ~」程度の違和感や痛みは、なかなかそうもいきません
私たちが「さすっていれば何となく治るような気がする」のと一緒で、舐めて緩和させようと思うのかもしれないですね
皮膚が気になる
皮膚が何らかの原因でただれたり、かゆくなったりして気になり、舐めてしまう子もいます
その舐めたことによって刺激され、またかゆくなり、気になって舐めてしまう…という悪循環になり、最終的には舐めこわしてしまうこともあります
常に蒸れている環境を作ってしまうことで菌が繁殖したりすると、ニオイの元になることも
イライラする気持ちが溢れてしまう
イライラやストレスが発散できずに溜まってしまい、過剰に舐めてしまう子もいます
セルフグルーミングで自分の被毛をきれいに保っていますが、その行為が行き過ぎてしまうと薄くなってしまったり、剥げてきてしまったりしてしまいます
舐めるだけでなく、ぶちっとむしってしまう子もいるのでそうなる前に気をつけられるといいですね
舐める行為がいつもより多いのかな?
と思ったら、まずは舐めているあたりを見てみましょう
薄くなっていないか?
皮膚が赤くなっていないか?
見るのが大変であれば、まずは舐めることをやめさせるようにしてみてください
触ろうとすると怒ってしまう場合は、無理をせず連れていらしてみて下さい
舐める行為がなにかの異常に気付くことにつながることもありますので、
かつおより(笑)