うちの子って肥満なの??
お話に入る前に…
1~3月で、フードのメーカーのヒルズさんが開催しているダイエットエキスパートのセミナーに参加してきました
ダイエットはすべてがスムーズにいくわけではなく、減量中に様々な問題に直面することがあります
そんなときに私たち看護師が、その子にとっていいやり方で減量ができるように、アドバイスの引き出しを増やすために勉強してきました
肥満のわんちゃんねこちゃんが痩せて健康になって、もっと良い生活を送り長生きできるように、私が聞いてきたことをブログでも発信していきたいと思います
数回に分けて書いていきますので、続けて読んでいただけたら嬉しいです
では本題に入りましょう
病院で肥満と診断されるわんちゃんねこちゃんの飼い主さんが「まさかうちの子が肥満だなんて思っていなかった!」ということは意外とよくあります
まずは、自分のおうちの子が適正な体重を維持できているか?肥満ぎみなのか?を知ることからです
わんちゃんの適正な太り具合ってどれくらいなんでしょう?
人間と違って、わんちゃんは犬種によって体格がかなり違いますよね
同じ犬種でも、大きめの体格の子、小柄な子がいてその子の適正な体重が違います
そこで、肥満の指標となるのがBCS(ボディーコンディションスコア)です
数字で1に近づくほど痩せすぎ、5に近づくほど肥満傾向にあります!
わんちゃん
ねこちゃん
チェックのポイントは、肋骨とくびれです
①肋骨
わんちゃんねこちゃんのからだを両手ではさむようにして、肋骨を触ってみましょう
薄く脂肪がある程度で、肋骨が触れるのが理想です
②くびれ
わんちゃんねこちゃんのからだを、真上から見てみましょう
なだらかに腰のくびれがあるのが理想です
(サルーキは独特の体型なので写真と同じようにはならないと思いますが…)
自分のわんちゃんねこちゃんを触ってみてどうでしたか?
上のBCSの表のどの数字が近かったでしょうか?
BCS4、5の当てはまる子は減量が必要かもしれません
【うちの子肥満かも?チェック】
以下の質問に当てはまるものがあるかチェックしてみてください
□1歳のときより体重が重い
□わが子の正確な体重を知らない
□いつもゴロゴロ寝てばかりいる
□フードはいつも目分量であげている
□運動があまり好きじゃない
□好き嫌いが多く、人間のものを喜んで食べる
□コロコロしてかわいいと言われたことがある
毛がふわふわしている犬種、猫種は特に、見た目では変わっていないように見えても、触ってみると、見たかんじと違うことがあります
触った感じを飼い主さんにも覚えてもらえるとベストです
春の予防で病院に来院する時期になったので、来院時にお気軽にお声がけください
次回予告
ぽっちゃりは確かにかわいいそれでもやっぱりダイエットをおすすめする理由
です(^^)/
お楽しみに