「いつ頃から歯石とりをやったほうがいいですか?」
ワンちゃん、ネコちゃんの歯科処置について、だいぶ認識されてきましたが、
「いつ頃から歯石とりをやったほうがいいですか?」と聞かれることがあります。
多くの飼い主さんは、
・歯がグラグラしているから
・食べづらそうだから
・口臭がひどいから
・頬が腫れているから
上にあげたような状態で、歯科処置をやろうかと考えるようです。
ですが、私達自身にあてはめると、ちょっと遅いかもしれません。
↓は、ワンちゃんの例です。
歯科処置前
↓
歯科処置後
でも、これだけ抜歯が必要でした。
”歯科処置=歯石取り”というイメージで考えている人も多いですが、
歯石取りだけでは済まないケースもあります。
レントゲンを撮ってみると、歯根周囲の骨が吸収していることもあります。
これが骨折の原因になることも。
歯肉が増殖している場合は、歯肉切除術が必要な場合もあります。
歯が抜けて、口鼻瘻管(口と鼻のあいだに穴ができてしまう)になってしまうことがあります。
歯石くらいだと気にしない飼い主さんも多いですが、放置をしておくと、人では考えられないくらい、進行してしまうことがあります。
あまりひどくならないうちから、処置をしてあげましょう。
そして、ワンちゃん猫ちゃんは、歯石がつきやすい動物です。
あわせて、歯みがき習慣も身につけましょう。
歯科処置キャンペーン
■ 2021年 2月1日(月)~3月26日(金) ■
—————————————————————
・予約制です。
・全身麻酔下でおこなうため、麻酔前検査を行います。
※ 麻酔前検査は、年齢・病歴・口腔内の状態により、検査項目が変わります。
・キャンペーン中は、術前検査代と歯科処置代の費用を割引します。
歯みがき教室 3月6日に行います。
興味のある方は、気軽にご相談ください。