暖かくなってくると気になるのは・・・ノミダニ予防!!
3月ですね!
まだ肌寒い日もありますが、温かくなってきていますね。週末は15度くらいと暖かくなるようですね。
そんな暖かい日が続くと気になるのがノミやマダニ・・・
マダニは1年中生息していますが、暖かくなると活発化してきます。
やぶや草むらなどに生息していて、動物に寄生する機会を狙っています。
この辺では、西海浜公園の松林や寺尾中央公園に散歩に行くわんちゃん、山へ行くわんちゃんで寄生してくることがあります。
なので、この辺りにお散歩に行く方には3月からノミダニの予防を始めてもらっています。
過去に、犬についたマダニを手で潰し、飼い主さんが重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染したというニュースがありました。
この男性は、体がしんどく、高熱が下がらず、食事もできなく、体重も10kgも減少してしまったそうです。
そして、眼にも炎症が起こり、失明してしまったそうです。
厚生労働省の調査では、2014年8月28日の時点で、95人の感染と、31人の死亡を報告しています。
また、西日本だけでなく、北海道や東北のマダニからもSFTSが検出されています。
新潟ではまだ検出されていませんが、ダニがウイルスを持っている可能性もあります。
もし、マダニを見つけたら、無理してとらず動物病院までご相談ください。
また、秋にも、マダニの活動のピークがあります。
(マダニのシーズンは、成虫が多い春や夏だけだと思われがちですが、実は秋に、若ダニや幼ダニが多く発生します。)
草木のあるところに、犬の散歩に行かれる方は、ノミ・マダニ駆除剤の塗布をお勧めしています。
上記では主にわんちゃんの話をしましたが、
マダニが媒介するウイルスによる感染症と診断されたネコちゃんがこれまでにおよそ280匹いたことが国立感染症研究所などの調査でわかっているそうです。
また、発症は2~5月に集中しているということなので、
お外に出ていくネコちゃんにもノミダニの予防を推奨しているそうです。
ねこちゃんにはマダニがつくことは少ないとは言われていますが、
どのように外で過ごしてくるかわからないのでしっかりと対策はしておいた方がよさそうですね!!