10月に気をつけておきたいこと

🍂 10月に気をつけたい犬・猫の暮らしの注意点

寒暖差・乾燥・食べ物・お散歩中の誤食に注意しましょう
10月に入ると、朝晩は肌寒く感じる日が増え、日中はまだ暖かい日もあります。
秋らしい過ごしやすい季節ですが、気温差や空気の乾燥、秋ならではの食べ物や植物など、
犬や猫の暮らしの中には気をつけたいことがたくさんあります。
今回は、10月を健康に過ごすために知っておきたいポイントをご紹介します。

🌡️ 朝晩の冷え込みと寒暖差に注意

10月は、朝晩と日中の気温差が大きくなりやすい時期です。
人が過ごしやすいと感じていても、体の小さな犬や猫、子犬・子猫、シニアの子、持病のある子などは、
気温の変化による影響を受けやすいことがあります。
朝晩は冷えるのに、日中は暖かいという日もあるため、室温や寝床の環境をこまめに確認しましょう。
寒くなってきたら、毛布を用意したり、寝床を暖かい場所に移したりするなど、
安心して休める環境を整えてあげてください。ただし、暖房器具やペット用ヒーターを使う場合は、
低温やけどや暑くなりすぎることにも注意が必要です。
また、気温差によって食欲や元気、便の状態などに変化が出ることもあります。
いつもと様子が違わないか、日頃からよく観察してあげましょう。
飲水量が減って尿が濃くなる、尿の回数が減るといった変化にも気を配り、
いつでも新鮮な水を飲めるようにしておくことが大切です。

🍁 空気の乾燥による皮膚トラブルに注意

秋が深まるにつれて、空気が乾燥しやすくなります。
皮膚や被毛の乾燥が進むと、かゆみやフケ、赤みなどの皮膚トラブルにつながることがあります。
特に、もともと皮膚が敏感な子や、アレルギーなどで皮膚トラブルを繰り返している子は注意してあげましょう。
シャンプーの回数が多すぎたり、洗浄力の強いシャンプーを使ったりすると、
皮膚に必要なうるおいまで失われてしまうことがあります。
また、ブラッシングの際に強くこすりすぎることも、皮膚への刺激になります。
ブラッシングやお手入れのときには、毛並みだけでなく、皮膚に赤みやフケ、乾燥がないかも確認してみてください。
かゆがる様子が続く、皮膚が赤くなっている、脱毛が見られるなどの場合は、
自己判断でシャンプーを繰り返すのではなく、動物病院に相談しましょう。

🎃 ハロウィンのお菓子や飾りの誤食に注意

10月はハロウィンのイベントなどで、お菓子を食べる機会が増える季節です。
家族や来客が集まると、普段は置いていない食べ物が犬や猫の届く場所に置かれることもあります。
特に注意したいのが、チョコレートやキシリトール入りのお菓子です。
これらは犬にとって中毒を起こす危険があり、食べた量や種類によっては命に関わることもあります。
お菓子だけでなく、個包装の袋やラッピングフィルム、リボンなどを飲み込んでしまうことにも注意が必要です。
また、仮装用の衣装や飾りを嫌がる子に無理に着せると、ストレスになることがあります。
誤って飾りをかじったり、飲み込んだりする可能性もあるため、身につけるものは安全性を確認し、
必ず様子を見守りましょう。
来客が増える場合は、玄関の開閉にも注意が必要です。
人の出入りに紛れて外へ飛び出してしまわないよう、玄関付近で過ごさせないなどの工夫も大切です。

🍎 秋の味覚を楽しむときは食べ物に注意

さつまいも、栗、柿、梨など、秋にはおいしい食材がたくさんあります。
家族が食べているものを、犬や猫にも少し分けてあげたくなるかもしれません。
しかし、人にとって身近な食べ物でも、犬や猫に与える際には注意が必要です。

例えば、栗や柿、さつまいもなども、与え方や量によっては消化不良の原因になります。
犬や猫に与える場合は、食材ごとの安全性を確認し、味付けをせず、少量にとどめましょう。
硬いものや大きなかたまりは、喉に詰まったり、消化管に負担をかけたりする可能性があります。
また、栗の皮や果物の種、芯などは、誤食や消化管のトラブルにつながることがあるため、
食べられる部分と食べられない部分を分けておくことが大切です。
特に注意したいのが、ぶどうとレーズンです。犬では急性腎障害を起こす可能性があり、少量でも危険な場合があります。
猫についても安全とはいえないため、犬や猫には与えないようにしましょう。
秋の行楽やバーベキューでは、食べ物を落としてしまったり、目を離した隙に食べてしまったりすることもあります。
人の食事とペットの食事を分け、誤食を防ぎましょう。

🍂 落ち葉・木の実・キノコの誤食に注意

秋のお散歩では、落ち葉や木の実が道にたくさん落ちています。
犬にとっては、いつもと違うにおいが気になり、地面のものを口にしたくなる季節かもしれません。
しかし、落ち葉の下には、犬や猫にとって有害な植物やキノコが隠れていることがあります。
見た目だけで安全かどうかを判断するのは難しく、知らないキノコや植物を口にすると、中毒を起こす危険があります。
また、木の実や種、枝などを飲み込むと、消化管を傷つけたり、詰まらせたりすることもあります。
お散歩中は、愛犬が地面のものを拾い食いしていないか確認し、落ち葉の多い場所では特に注意しましょう。
草の種やひっつき虫が被毛に絡まることもあります。
散歩から帰ったら、足先や指の間、耳の周り、しっぽなどをチェックしてあげてください。
皮膚に刺さっていたり、絡まった毛を引っ張ることで皮膚を傷つけたりする場合もあるため、
無理に取ろうとせず、必要に応じて相談しましょう。

🌧️ 気圧や天候の変化にも気を配ろう

10月は台風や低気圧の影響を受けることがあります。
天候の変化に伴って、いつもより落ち着かなくなったり、元気がなくなったりする子もいます。
特に、過去にけいれん発作を起こしたことがある子や、持病のある子は、日頃から体調の変化を記録しておくと、
診察の際にも役立ちます。
「天気が崩れる前にいつもと違う様子が見られる」「特定の時期に体調を崩しやすい」など、
気づいたことがあれば、日付や症状をメモしておきましょう。
ただし、体調の変化をすべて気圧のせいと考えるのは禁物です。
食欲不振やぐったりする様子、呼吸の異常、けいれんなどが見られた場合は、
症状に応じて早めに動物病院へ相談してください。

🐕 お散歩や運動量が増える時期の注意点

夏の暑い時期には控えめにしていたお散歩や運動も、涼しくなると楽しみやすくなります。
愛犬と一緒にお出かけする機会も増えるかもしれません。
ただし、夏の間に運動量が減っていた子は、急に長時間歩くと体に負担がかかることがあります。
最初は短めの散歩から始め、体力や年齢に合わせて少しずつ運動量を増やしましょう。
また、シニア犬や関節に不安のある子は、歩き方や疲れやすさにも注意が必要です。
散歩中に立ち止まる、歩く速度が落ちる、帰宅後にぐったりするなどの変化があれば、無理をさせないようにしましょう。
秋の行楽や旅行では、普段と違う場所での拾い食いや脱走にも注意が必要です。
リードや首輪、ハーネスがしっかり装着されているか確認し、慣れない場所では愛犬から目を離さないようにしましょう。

 
🐾 秋を元気に過ごすために

10月は、過ごしやすい気候の中でお散歩やお出かけを楽しめる季節です。
一方で、寒暖差や乾燥、食べ物の誤食、散歩中の拾い食いなど、気をつけたいこともあります。
大切なのは、季節に合わせて生活環境を整え、普段との小さな違いに気づいてあげることです。

* 朝晩の冷え込みに合わせて、寝床や室温を調整する
* 皮膚や被毛の乾燥、かゆみをチェックする
* 人のお菓子や秋の味覚を誤って食べないようにする
* お散歩中は落ち葉や木の実、キノコの拾い食いに注意する
* 運動量は年齢や体力に合わせて、無理なく増やす
* 食欲や元気、便や尿の変化を日頃から観察する


最近少し勉強中の東洋医学からみたポイントも載せておきますね。
🌟東洋医学から考える秋の体調管理
東洋医学では、秋は夏の暑さや湿気の多い時期から、乾燥が進む季節へと移り変わる時期と考えます。
特に「肺」は、呼吸や皮膚、体表のうるおいなどと関係が深いとされています。
そのため、秋は皮膚や被毛の乾燥、咳などの呼吸器症状に気を配りたい季節のようですよ!
(西洋医学とは全く違った見方をする東洋医学ですが、
病気になる前の「未病」をみつけ家の子ケアすることができるのかな~と少し学び中ですが面白いです!!)




小さな変化に早く気づくことが、病気の早期発見につながることもあります。

愛犬・愛猫と一緒に秋ならではの楽しみを満喫しながら、毎日の健康チェックも忘れずに過ごしましょう。